太陽光発電の利点と欠点

150729秋田 穴沢連系完了Gmail1 150729秋田 穴沢連系完了Gmail 150729秋田 穴沢連系完了Gmail774太陽光発電には様々な利点がありますが、その反面で欠点もいくつかあります。まず、太陽光発電の主な利点を挙げると、以下の4つがあります。

1つ目は、無尽蔵でクリーンなことです。太陽光は無尽蔵のエネルギー源です。そして太陽光発電では、石炭や石油などを燃やして発電する火力発電とは異なり、二酸化炭素や窒素酸化物などの大気汚染物質を出すことがありません。すなわち、クリーンな発電なのです。ちなみに、1kWの太陽電池で発電を行った場合、火力発電に比べて、CO2削減効果は年間で約310kgにもなります。また、原油削減効果で言うと、年間で約230リットルにもなります。

2つ目は、どこでも設置できることです。太陽光発電は、設置場所の形状や広さに応じて、発電システムの規模などを自由に決められます。また、排出物や騒音も発生しません。従って、あらゆる地域の様々な建物(一般家屋・産業施設・公共施設など)に、太陽光発電システムを設置できます。

3つ目は、メンテナンスが容易なことです。太陽光発電システムは、他の発電システムに比べて構造がシンプルなので、メンテナンスも容易です。また、太陽光発電システムのメイン部品である太陽電池の耐用年数は、通常20年以上です。従って、他の発電システムに比べると、修繕のコストや手間は少ない、と言えるでしょう。

4つ目は、売電できることです。太陽光発電により生まれた電気は、まず家庭で使いますが、使い切れなかった場合、余った電気を電力会社に売却できます。これを売電(ばいでん)と言います。すなわち、売電によって現金収入が得られるのです。そして、太陽光発電を導入する方々の多くは、この売電による収入を期待しているのです。なお、売電が可能となるためには、電力会社と前もって契約を結んでおく必要があります。

次に、太陽光発電の主な欠点を挙げると、以下の3つがあります。

1つ目は、導入コストが大きいことです。一般に、太陽光発電システムを導入するには、多額のコストが掛かります。工事内容や設置パネル枚数などに依存しますが、一戸建て住宅に4kW程度のシステムを導入する場合、約200万円程度のコストが掛かります。ただし、国や地方自治体による補助金などを利用することで、実質的コストは削減できます。また、ソーラーパネル等のコストは年々低下しているので、太陽光発電システムの導入コストは低下傾向にあります。ただし、このコスト低下に連動して、今後、補助金なども低下すると予想されます。すなわち、導入時期を先送りする事が得策とは一概に言えないのです。

2つ目は、天候などにより発電量が変わることです。太陽光発電では、当然ながら夜間は発電出来ません。また、昼間であっても雨や曇の日の場合は発電量が大幅に低下します。晴天時と比べて、雨天時は約10%、曇天時は約30~50%の発電量になってしまいます。さらに、多くの日本海側地域は、晴天が少なく積雪が多いため、太平洋側地域に比べると、日照時間が少ない分、どうしても発電量は少なくなります。また、発電量は、自宅の屋根の向き・形状等、周囲の樹木・建物の有無、などにも依存します。

3つ目は、住宅よりも寿命が短いことです。近年、太陽光発電システムの付いた新築住宅が増えて来ました。通常、新築住宅の寿命としては、多くの人が、30年から50年くらいの長い期間をイメージするでしょう。しかし、太陽光発電システムの寿命は、そこまで長くはないのです。一般に、システムを構成している各機器の保証期間は、10年位から20年位です。従って、メンテナンスなしで長期間使い続けることは困難なのです。すなわち、住宅が老朽化する時期よりも、太陽光発電システムが故障する時期の方が早く訪れるのです。